脳の病気　脳の手術

脳の病気、脳の手術について分かりやすく解説します。自分の言葉で書きますので、間違った表現、間違った内容が含まれる可能性もあります。情報の取り扱いには十分ご注意下さい。

記事は順次追加していき、Twitterでもお知らせしますのでフォローをお願いします。脳の病気は、術後も長期的に経過を見る必要があるため、近くで信頼できる医師を見つけるのが良いと思います。愛知県東部の方は、直接相談にも乗れますので、必要な方はご連絡下さい。

開頭（かいとう）手術と、経鼻（けいび）手術があります。

開頭手術は、その名の通り、頭蓋骨を開いて行う手術ですが、下垂体は脳の下面の真ん中にあるため、脳の表面側からは遠く、到達するのに少し難しい手術になります。
一方、経鼻手術は、鼻の穴から行う手術で、脳を触ることなく直接下垂体に到達できるため、開頭手術より脳への負担は少なくて済みます。

どちらの方法を選択するかは、腫瘍の広がり方によりますが、通常は経鼻手術を考えます。腫瘍が小さい場合は、経鼻手術で対応可能な場合がほとんどです。腫瘍が大きくて、前方や左右に広がっている場合は、経鼻手術では手が届かないため、開頭手術が必要となることもあります。

それぞれの手術方法とリスクについては、別の項で詳しく解説します。