脳の病気 脳の手術

脳の病気、脳の手術について分かりやすく解説します。自分の言葉で書きますので、間違った表現、間違った内容が含まれる可能性もあります。情報の取り扱いには十分ご注意下さい。

記事は順次追加していき、Twitterでもお知らせしますのでフォローをお願いします。脳の病気は、術後も長期的に経過を見る必要があるため、近くで信頼できる医師を見つけるのが良いと思います。愛知県東部の方は、直接相談にも乗れますので、必要な方はご連絡下さい。


質問箱(脳神経外科医@愛知県)

脳梗塞の種類

脳梗塞は、動脈のつまり方や、つまる動脈の太さによって、3つに分けられることが多いです。一つは、心臓などで血栓という血の塊ができ、それが血液の流れに乗って脳まで到達し、脳の血管がつまってしまう脳塞栓症(のうそくせんしょう)です。もう一つは、脳の血管が動脈硬化でだんだん細くなり、最終的につまってしまうアテローム血栓性脳梗塞です。最後の一つは、穿通枝(せんつうし)と呼ばれる脳の細い血管がつまって小さな脳梗塞ができるラクナ梗塞です。その3つについて、次の投稿で詳しく解説します。

脳塞栓症
アテローム血栓性脳梗塞
ラクナ梗塞